本学所蔵『是則集』の重要文化財指定と特別公開のお知らせ
この展示会は平成22年に開催されました
このたび、大阪青山学園が所蔵する『是則集(これのりしゅう)』が、国の重要文化財に指定されることを記念して、6月1日(火)〜13日(日)の期間限定で特別出品いたします。
『是則集』は平安時代の歌人で三十六歌仙の一人、坂上是則(さかのうえのこれのり)の作品集です。本学所蔵本は、鎌倉時代の歌人藤原定家の監督の下に作成され、表紙の題箋や本文の上部に見られる集付(しゅうづけ)は、定家自身の筆になると考えられています。百人一首にも採られて有名な「あさぼらけ 有明の月と見るまでに 吉野の里に 降れる白雪」を始め、四十三首の和歌が収められられた冊子本です。
約八百年の伝来の間には、酒井忠勝や堀田正休、また加賀の前田家などの大名家に秘蔵され、昭和 16 年には重要美術品の認定を受けています。
同じく定家の所持本であった本学所蔵『興風集』が昨年重要文化財に指定されましたが、それに引き続く今回の指定により、本学所蔵の国指定の文化財は、国宝 1 件、重要文化財 15 件になります。

特別展示
重要文化財指定を記念し、付属の大阪青山歴史文学博物館(川西市長尾町)において、6 月 1 日(火)から 13 日(日)まで、『是則集』を期間限定で特別公開いたします(月曜休館、要入館料〈一般300円・シニア250円・大学/高校生200円・身障者および中学生以下 無料〉)。なお、同館では 5 月 29 日(土)より 8 月 8 日(日)まで、『うるわしきもの 〜漆芸の美〜』を開催します。皆様のご来館をお待ちしています。